こんにちは 衛生士の佐藤です🐰
…と、いつも役職と名前で書き出しているのですが、今日は歯科医院で働いている私たちの仕事をご紹介したいと思います。
治療をしたとき、先生が「この後は衛生士さんに歯石を取ってもらいますね」とか、「スタッフさんに説明してもらいますね」と言われて、担当が変わった経験はありませんか?
『最後まで先生がやってくれればいいのに…』と思われるかもしれませんが、実はこれには理由があるのです☝🏻
歯の治療にはたくさんやらなくてはいけない事があります。例えば虫歯の治療だと、歯を削るだけでなく、まわりのお掃除、歯型採り、詰め物の材質を決める、治療が終わった後のメンテナンスについてのお話、お会計など…
これを歯科医師、歯科衛生士、歯科助手、受付で分担する事で、治療がスムーズに進むようにしているだけでなく、それぞれ得意な仕事内容を担当する事で治療のクオリティも上がる、という訳です✨
例えば歯石取りなどは、歯科衛生士は1日10人以上行うこともあり毎日たくさんの患者さんのお口の中を診ているので、歯磨きの方法なども含めてより詳しくお話しすることができるのです。
また、患者さんの痛みや治療の希望などを聞くことは歯科助手や受付がとても慣れています。先生は忙しそうだからとかなんとなく聞きにくいなぁと思われる患者さんもいらっしゃると思います。そんなとき、優しそうなスタッフだと話しかけやすくないですか?
では、それぞれのお仕事を紹介していきたいと思います。
まずは歯科医師👨🏻⚕️ 歯科大学や歯学部で6年間学び、歯科医師国家試験に合格すると歯科医師資格を取得できます。資格取得後、1年以上の臨床研修が修了すると、歯科医師として診療に従事することができます。
おもに虫歯や歯周病など口腔内の疾患の治療、予防を行います。治療領域は歯だけではなく、口の中や舌、あごなども含まれます。
次に歯科衛生士👩🏻🔬 歯科衛生士の養成校(大学、短期大学、専門学校など)で3年以上必要なカリキュラムを修めた後、国家試験に合格すると歯科衛生士資格を取得できます。
歯科診療の補助のほか、歯および口腔疾患の予防や改善のための医療行為をおこなうことができます。クリーニングやブラッシング指導、歯や口腔をはじめとした健康づくりをサポートする専門職です。
そして歯科助手👩🏻💼 歯科医師や歯科衛生士の補助をする仕事です。歯型をとるなど、患者の口の中に手を入れる行為はできませんが、治療前の準備や治療中のアシスタントなどを行い、歯科医師をサポートします。
歯科助手は資格がなくてもなれる職業ですが、知識や経験が必要な仕事です。特に当クリニックでは、歯科医師から提案された治療についての「患者への説明」「その他の治療についての相談」「金銭面を含む患者の質問に対しての回答」を行う、トリートメントコーディネーターとしての役割も担います。
最後に受付👩🏻💻 アポイント管理や事務業務が主な仕事ですが、患者さんに適切な指示や案内をしたり、あるいは相談にのったりといったコミュニケーションをとることも受付の重要な仕事といえます。まさに歯科医院の顔です。
患者さんとのコミュニケーションから、患者さんの生の声と情報を掴み、院内への問題提起と他スタッフへの助言ができるという貴重な仕事のできるポジションです。
私たちは互いに対等に連携して治療やケアに当たることで患者さん中心の医療を実現しようという、チーム医療で診療にあたっています。
歯科医院にいらっしゃる患者さんの多くは、歯科医院=こわい(不安)という潜在意識をもっています。最初に持っている治療への不安感を、説明だけでなく私たちとの会話で、安心感と治療への期待感に変えたいと思っております。
美容院へ行くようにウキウキと♪ なんて難しいとは思いますが 笑
いつでも笑顔で皆さんをお待ちしております✨