目立たずにキレイを実現する「インビザライン」
インビザライン・システムとは、最新の画期的な矯正治療法です。薄い透明のマウスピースを使用するもので、目標とする歯並びに向けて段階的に歯型を取り変えていくシステムとなります。ご自宅で約2週間毎に次の歯型へと取り換えていくため、定期通院も4週間~6週間に1回程度と少なくて済みます。取り外しして歯磨きも可能なため、様々な面でメリットがあります。
世界No.1の実績、マウスピース型矯正治療
インビザラインは、世界100ヵ国以上の国々で提供されていて、日々大学の研究機関や学会などで多くの臨床報告が行なわれています。2016年12月時点で約420万人の方が治療を受けてきたという実績もあります。つまり、現時点で世界的に最も信頼のおける矯正治療システムと言えます。
矯正していることに気づかれない透明のマウスピース
インビザラインのマウスピースは、薄い透明のプラスチック製のものが使用されています。このため、周囲の人にも気づかれにくいという特徴があり、多くの女性から高い支持を得ています。
普段サービス業などで接客のお仕事をされている方でも、人と接することがメインの営業職の方でも違和感なくご利用いただけます。
3種類の治療オプションで様々なニーズに対応!
インビザラインは、患者さまのニーズに合わせて2種類の治療オプションがあります。最もポピュラーな矯正治療の「インビザライン・フル」、少し軽度な矯正に対応する「インビザライン・ライト」があります。
最も幅広い対応「インビザライン・フル」
インビザラインの一番オーソドックスなタイプのものです。出っ歯や八重歯、歯のでこぼこが多い場合など柔軟に対応できます。歯科医院で歯型を取得、その後インビザラインの販売元のアライン・テクノロジー社で三次元シミュレーション(クリンチェック)を実施し、アライナーと呼ばれるマウスピースを作成するという流れになります。
部分矯正や軽度な症例に対応する「インビザライン・ライト」
比較的軽度の歯列矯正で、アライナーの作成枚数が14枚以内で対応できる場合はこちらをご選択いただけます。症例としては、前歯の軽度なでこぼこを整えるような歯列矯正や、以前治療をした際の後戻り矯正などをイメージすると良いでしょう。
世界中でインビザラインが選ばれているワケとは?
米国のアライン・テクノロジー社が提供するインビザライン・システムは、最新の歯科矯正理論と最先端のテクノロジーがマッチングした矯正治療法です。3次元画像化技術やCAD/CAM(光造形)システムを使用しているため、誤差のない精度の高いマウスピースが作成可能となります。
既に世界の400万人を超える方が治療を行なってきた実績があり、そのデータが全てコンピューターで一元管理されているため、より精度の高い治療計画が導き出せます。また、このようなスタートからゴールまでの治療計画は、患者さま自身がシミュレーションでそのプロセスを確認することができるため、矯正治療のモチベーションを高く保つことにもつながります。
当院もオススメする理由!
最先端のコンピューターテクノロジーによって作成される「透明なマウスピース」ですので、矯正治療のデメリットの「見た目の悪さ」だけでなく、矯正時の不快感をも取り除いてくれます。
また、取り外して通常通り歯のお手入れができますので、日常生活にほとんど支障が出ないこともメリットとして考えられます。
歯が動くメカニズム
歯をどのように移動させるの?
矯正前の歯型を取らせていただき、コンピューターの3次元シミュレーションで細かく段階的に複数個のマウスピース「インビザライン・アライナー」を作成します。矯正のスタートからゴールまでの一連の流れが適切にコンピューターで導き出されているため、より精度の高い無理のない方向付けが可能となります。
1日に20時間以上アライナーを装着いただき、10日~2週間毎にアライナーの交換を行ないます。この作業の繰り返しでシミュレーションに沿う形の歯の移動が可能になります。
日々進化し続ける矯正装置
インビザライン・システムは、より理想的な矯正治療システムを目指し日々改良と進化を続けています。定期的な新機能導入により、常に「今がベスト」な状態を保っています。2013年2月、アライナー新素材 「SmartTrack」が導入され、装着感や矯正治療の精度向上が行なわれました。
2015年2月には、最新の「Invisalign G6」および「ClinCheck Pro」が導入され、治療計画が精密化され歯のコントロール力が強化されました。このような技術革新は、理想的な歯並びを目指す治療期間の短縮、低価格での矯正治療のご提供に貢献しています。
治療の流れ
無料初診相談について
無料初診相談を実施!(インビザラインの疑問や不安への回答)
インビザライン・システムは、最先端技術がフルに使われている矯正治療ですので、一般の方にはわからないことが多数おありです。まずは、患者さまの歯並びに関するお悩みやご希望をお聞かせください。その後、担当医が診察して状況に応じレントゲン撮影を行ない、インビザラインについてご案内させていただきます。診察の結果から歯並びの問題点や治療方針、想定される機関や必要となるであろう費用についても詳しくご説明させていただきます。もちろん、治療を始めるかどうかは患者さまのご選択です。その場でお決めいただかなくても、納得いくまでお考えいただいても結構です。また、さらに疑問点が生じた場合はいつでもお気軽にお問い合わせいただけます。
無料初診相談の所要時間は約60分です。
精密検査の実施
インビザライン治療計画策定前の準備検査です
インビザラインを始めるに当たり、まず次のような精密検査を実施します。
- 口腔内検査(虫歯や歯周病のチェック、歯並び、咬み合わせ、顎の状態の診断)
- 頭部X線規格写真(セファロ)、口腔内写真、顔貌写真の撮影
- 歯の型取り
これらを元に矯正治療担当医がインビザラインの矯正治療計画を作成します。
精密検査の所要時間は約60分です。
アライナー作成用の歯の型取り
シリコン印象材の使用で精密な歯並びの型取りを行ないます
最初に作成した診断用の歯型とは別に、アライナー作成のためのより精密な歯型を取らせていただきます。作成された歯型、インビザライン治療計画書、レントゲン写真、口腔内写真などを一式まとめて米国のアライン・テクノロジー社に国際郵便で郵送します。
歯並びの型取りの所要時間は約60分です。
歯の移動シミュレーションの作成
スタートからゴールまでの歯の移動を3D映像で確認できます
アライン・テクノロジー社は、受け取った歯型やレントゲン写真、口腔内写真などをスキャンし、歯並びの様子を3Dでデジタル化します。この3Dデジタルデータと矯正治療担当医が作成したインビザラインの治療計画を併せ、自社のオリジナルソフトウェアによって、歯の移動の3D映像シミュレーション(クリンチェック)が作成されます。このクリンチェックでは、現在の歯並びから理想的な歯並びになるまでの道筋が映像データとして示されます。日本国内の矯正担当医は、インターネットを介して取得した3D映像シミュレーション(クリンチェック)を確認し、専門医の視点と患者さま自身のご要望を取り込みながら、必要だと思われる変更をアライン・テクノロジー社に指示します。幾度かこのやり取りが繰り返されて、正式なインビザライン治療計画が作成されます。
歯の移動シミュレーション(クリンチェック)は、精密検査後約2週間で作成されます。
診断結果と治療計画のご説明
患者さまご自身の納得できる治療計画に仕上げます
正式なインビザライン治療計画が策定されるまでの間に、患者さまの側でも歯の移動シミュレーション(クリンチェック)の3D映像を確認できます。矯正完了までの道筋をご覧いただきながら、精密検査の結果や詳細なインビザライン矯正治療計画の説明を受けます。この際、歯の移動シミュレーションに納得いくまで治療計画を調整することができます。
アライナーの発注
全てのアライナーが一度に作成され、約3週間で届きます
正式な治療計画が決まった後、患者さまの同意のもとにアライナーを発注させていただきます。この時に作成されるアライナーは、現在の歯並びから最終的な歯並びになるまでの全てのものになります。
抜歯、虫歯・歯周病などの治療
アライナーが届くまでに一般歯科治療を行ないます(当院で可能)
患者さまのお口環境に応じて、抜歯、虫歯、歯周病などの治療を行ないます。アライナーが届くまでの期間が約3週間ありますので、この期間を利用するのが効率的です。 なお、当院は矯正治療のみを専門としている歯科医院ではございませんので、抜歯、虫歯、歯周病などの一般歯科治療が必要だと診断された場合についても、当院でスムーズに治療をお受けいただくことができます。
アライナーの装着開始
アライナーは1日に20時間以上の装着を必要とします
アライナーが届いた後は、スタッフがアライナーの装着方法や注意事項、お手入れの仕方などを説明させていただきます。その場でアライナーの着脱を練習していただき、実際に最初のアライナーを装着します。1日に20時間以上アライナーをお付けいただき、患者さまご自身の手によって2週間毎に次のものに取り換えていく形になります。このため、次回にご来院いただくまでのアライナーを患者さまにまとめてお渡しさせていただきます。
ご説明なども含め、アライナーの装着開始までの所要時間は約60分です。
歯の移動の定期チェック
1.5ヶ月~3ヶ月毎に矯正担当医が経過観察を実施します
定期通院の頻度としては、1.5ヶ月~3ヶ月に1度くらいが目安となります。この際に、担当医の目でアライナーの使用状況の確認、歯の移動の経過観察をさせていただきます。必要に応じ、スムーズに歯が動くようなアタッチメントの装着を行なったり、歯と歯の隣接面を削るディスキング処置を行なわせていただきます。
アライナーの装着期間は、一般的に1年~2.5年程度です(歯並びやお口環境により個人差があります)。
全てのアライナーの装着完了
ほとんどの場合、リファイメント(追加矯正)が必要です
全てのアライナーが装着し終わった段階で、最終的な歯並び確認や噛み合わせチェックを行なわせていただきます。ほとんどの場合、治療計画と実際の歯の動きに誤差が生じていますので、これを埋めるためのリファイメント(追加矯正)へと移ります。再度歯型を取り、リファイメント用のアライナーを作成して装着します。
個人差はありますが、リファイメント期間は一般的に6ヵ月~1年程度です。
保定装置の装着
歯並びの後戻りを回避するための大切な工程です
リファイメント(追加矯正)が終わった後も、歯並びの「後戻りリスク」に対処しておく必要があります。通常、歯並びが安定するまでの一定期間は必ず保定装置(リテーナー)を装着します。この保定期間中は、約3ヶ月毎に歯医者さんにお越しいただき、後戻りの有無だけでなく、虫歯や歯周病のチェックも行なわせていただきます。 ようやく手に入れた美しい歯並びですので、定められた保定期間後も継続的に保定装置を装着されることをオススメしています。
保定装置の装着期間は、通常2年程度です。