2019.3.15 インプラント
✏️連載 AII on 4 その①
こんにちは!衛生士の佐藤です(^^)
陽射しの暖かい日が増えてきて、桜が待ち遠しいですね🌸
おかげさまで横浜セントラルパーク歯科ももうすぐ3年目を迎えます。多くの患者さんにご来院いただいて日々感謝しております。
最近、インプラント治療でもAll on 4(オールオンフォー)を希望する患者さんが多い印象を受けます。年齢も40代から80代の方まで幅広くいらっしゃいます。
今回から数回にわたり、このAII on 4についてお話ししたいと思います。
AII on 4は、最少4本のインプラントで片顎12本の固定式の歯が入る治療方法です。
すでに歯を全て喪失した総入れ歯の患者さんだけでなく、残っている歯はあるものの歯周病などで動揺や痛みがあったり、部分入れ歯が合わなくて痛みや不便を感じている方や、残っている歯では満足に食事をとる事ができない方も、残っている歯を全て抜歯し、AII on 4にすることで左右両方、前歯も奥歯もしっかりと噛んで食事をするために選ばれます。
もちろん私は歯科衛生士ですので、歯周病が進行してしまい歯茎が腫れたり動揺がある歯を、歯周病の治療を行うことで患者さんが安心して噛める歯を長く維持していただけるように診療にあたっています。しかしながら、噛み合わせの負担や入れ歯を支えるために歯に金具をかけたりすることで、残念ながら歯を失わざるおえなくなることもあります。また、噛めない歯をかばうことで、本来健康だった歯に負担が集中し動揺してくることも。そんな時は本当にくやしく、なんとかして守ることができなかったか?と落ち込みます。
何より、患者さんが痛い、噛めない、食べたいものが食べられないという思いを長年されてきたことに心が痛むのです。
今までたくさん歯の治療をしてきて、悩まれてきた患者さんがAII on 4をして喜んでいただいていることの1つに、手術をした当日に固定式の歯が入るということがあります。もちろん治癒期間の3ヶ月間は柔らかい食べ物から、リハビリのように徐々にお食事をしていただきますが、治療期間も歯がないということはありません。
キレイにそろった歯が入るので、歯並びや歯の変色などの見た目が気になっていた方も、「歯がキレイになって嬉しい」 「若返ったと言われる」 「歯を見せて笑えるようになった」と喜んでいただいてます。
お仕事に日常生活において歯がなくなるのは困ると、なかなか歯医者に行けずにいた…という声を多く聞きますが、何においても病は早期発見・早期治療が大切です。
歯に不安を抱えている方には、1日も早くご相談いただけることを願っています🙏🏻
次回はインプラント治療のための検査について。4月下旬の予定しています。またお会いしましょう〜🐰