2020.4.19 成人矯正
いつ始めるのがいい？ベストな矯正スタート時期とは
矯正治療と聞くと、少し敷居の高い「容易く近づけない治療」というイメージがあるかもしれません。それでも矯正治療の需要は年々高まっているようで、以前よりも積極的にご自分の歯並びについてご相談に訪れる患者さまが増えています。これも美容医療への関心の高まりの一つなのかもしれませんが、一方で「興味はあるけどなかなか踏み切れなくて…」という患者さまもかなりの数おられると思います。当コラムで「今こそ始めたい矯正治療」についてご説明いたしますので、ぜひ参考になさってください。
矯正治療は今この瞬間に始めたい！ その3つの理由とは？
コラムタイトルに対する答えとして先に結論を申し上げますと、矯正治療を始めていただきたいベストタイミングは「まさに今この瞬間」です。
おそらくこちらのコラムをご覧になられている皆さまは、歯列矯正に何かしらの興味をお持ちのはずです。なぜ今がベストなのかをご紹介いたしますので、ぜひ当コラムをきっかけに矯正歯科の扉を叩いてみてください。
理由１．今が最もモチベーションが高い！
歯列矯正には想像以上に様々なメリットがあります。以下のように、見た目の美しさが整うだけではなく、全身機能にもプラスに作用することがわかっています。
歯列矯正でもたらされる様々なメリット
1. 見た目の印象UPがもたらすメリット
● 人前で自然に笑え、自分に自信が持てるようになります。
（性格をポジティブで前向きにする好影響も考えられます）
●周囲の人があなたに対し「しっかりとした信頼できる人」という印象を抱きやすくなります。
2. 機能性の向上（噛み合わせの改善がもたらすメリット）
● よく噛めるようになることで、おいしく食事ができ胃腸への負担が減ります。
● 顎にかかる負担が減り、顎周りの筋肉の硬直や血行の改善が期待できます。
（肩こりや頭痛、身体の歪みなどが改善されて、全身機能に好循環をもたらしやすいです）
● 発音が明瞭になり、話しやすくなります。
3. お口環境の衛生面メリット
● ブラッシングがしやすくなるため、虫歯や歯周病にかかりにくくなります。
● 口腔内の虫歯菌が減り、気になっていた口臭が改善されることも多いです。
当初は「見た目の改善」を目的に歯列矯正をスタートされた方も、歯列矯正を卒業される頃には身体全体の調子が良くなったとお喜びになるケースが少なくありません。
理由３．近年では見た目の違和感が少ない矯正器具も選べる
一般的に歯列矯正では「目立つ金属のワイヤー」を付けなければならないというイメージがあると思います。歯列矯正は基本的にすべて自由診療になるため、安価な治療法を選択する場合には金属のワイヤーを装着する「ブラケット矯正」になります。
しかしながら、この中でも目立たない色味のワイヤーを装着する「クリア矯正」や、たとえば接客業に従事する方などにも喜ばれる「歯の裏側に金具を装着する方法（裏側矯正）」などもございます。
以下のように、近年では矯正治療にもいくつかの種類がございますので、治療中のご不安点を払拭できる術が用意されているのです。
矯正治療で用いられる治療法の種類
● ブラケット矯正
金属のワイヤーや金具を使用するものですが、白や透明のものを選択することも可能です。
● 裏側矯正
歯の内側にブラケットを装着するため、口を大きく開けない限り矯正していることがわからないようなものになっています。
● マウスピース矯正
透明のマウスピースを装着して少しずつ歯を動かす方法です。着脱可能なので歯磨きなどのメンテナンスも容易で、大切な会合などでは一時的に外すことも可能です（ただし、装着時間をしっかりと厳守しなければ思ったような効果を得にくいという注意点もあります）。
上記のうち、マウスピース矯正について言えば元の歯並び次第で選択できないケースもございます。こちらは常に同じマウスピースを付けるのではなく、コンピューターシミュレーションによって歯並びをうまく誘導できるように複数個のマウスピースが用意されています。
数週間程度でマウスピースを交換しながらシミュレーションに沿って歯並びを動かしていくというイメージになります。透明のマウスピースなので、言われなければわからないくらいの違和感のなさを実現しており、特に若い患者さまに人気があります。
治療費は歯並びや治療法によって異なります お気軽にご相談を♪
当コラムでは、矯正治療を迷われている患者さま向けに「今こそ始めていただきたい理由」をメリット面やご不安点に沿ってご紹介しました。もう一つの不安要素としては、治療費のお悩みがあるかもしれませんね。
歯並びの全体的な矯正ですと、概ね60万円程度～100万円を超えるケースもありますが、前歯だけなど部分的な矯正であれば安価なケースで20万円程度におさまる場合もあります。こればかりは患者さまの歯並びを診てみないと判断できないものですし、どの矯正法を選ぶかによってもやはり治療費が異なってきます。
一度お越しいただければ、詳しく治療費の目安や治療期間をお伝えいたしますので、どうぞお気軽にご相談ください
